AI時代、起業したい人が“スキル迷子”になる理由

こんにちは、ILTA代表の粒見です。

ChatGPTをはじめ、AIツールが一気に身近になりました。
デザインも、文章も、マーケティングも、少し触ればそれっぽいものが作れる時代です。

一見すると、「起業しやすい時代」になったように見えます。
でも実際は、動けなくなっている人が増えている
最近、そんな感覚を持つことがよくあります。

スキルが増えたのに、なぜ動けないのか

理由はシンプルで、
できることが増えすぎたからです。

・動画編集もできそう
・SNS運用も学べそう
・AIを使えば全部一人でできそう

選択肢が増えるほど、人は決められなくなります。
「どれを選んでも中途半端になる気がする」
「もっと調べたほうがいい気がする」
そんな状態に入ってしまう。

これが、いわゆるスキル迷子です。

問題はスキル不足じゃない

ここで多くの人が勘違いします。
「まだスキルが足りないから動けない」
「もう少し勉強してからにしよう」

でも実際は逆です。

問題はスキルではなく、
判断の軸がないこと

何を基準に選ぶのか。
何を捨てるのか。
どこから始めるのか。

この軸がないままスキルだけ集めると、
情報が増えるほど身動きが取れなくなります。

起業初期に本当に必要なもの

起業の初期に必要なのは、
「何でもできる力」ではありません。

・今の自分がやらないことを決める
・まず一つに集中する
・完璧じゃなくても進める

この順番の考え方のほうが、よほど重要です。

スキルは後からいくらでも足せます。
でも、考え方の土台がないと、
どんなに優秀なツールも使いこなせません。

AI時代だからこそ問われること

AIが進化すればするほど、
「何をやるか」「なぜやるか」を決めるのは人間です。

迷っているのは、能力が足りないからではありません。
多くの場合、一人で考え続けているだけです。

誰かと一緒に整理すれば、
意外とやるべきことはシンプルだった、
というケースは少なくありません。

もしこの文章を読んで
「まさに今、自分がそんな状態かも」と感じたなら、
それはダメなサインではなく、考え始めている証拠

スキルを増やす前に、
一度立ち止まって順番を整える。
それだけで、次の一歩はずっと軽くなるかもしれません。