「新人社員はAIエージェント」という時代が来た?
こんにちは。ILTA運営本部の齋藤です。
今日は、最近見たニュースの中で、みなさんの“これからの働き方”に直結しそうな話を共有させてください。
◆ AIが“新人”として働く時代が来た?
6月のはじめ、OpenAIのサム・アルトマンCEO(ChatGPTを作った会社の社長です)が、
「これからの会社では、AIエージェントが新人社員のように働くようになる」
と語っていました。
つまり、
・データ整理
・簡単な資料作成
・メール返信の下書き
など、これまで新人や若手が担っていた“ルーティン業務”が、どんどんAIに置き換わっているんです。
◆ 実際に起きている「人の仕事がAIに代わる」例
例えば、英語学習アプリで有名なDuolingoでは、
「語学の解説をする契約社員」を削減して、その分AIが説明役を務めています。
また、ネットショップ支援のShopifyでは、
新しく人を雇う時に、
「この仕事がAIでできない理由を説明しないとダメ」
というルールができました。
これってちょっと衝撃的ですよね。
◆ じゃあ、これから何を学べばいいの?
「AIに仕事を取られる」と聞くと、不安になる人もいるかもしれません。
でも、僕はむしろこう思っています。
「AIに任せられることは、どんどん任せた方がいい」
なぜなら、AIが得意なのは**“正確で速い作業”**です。
人間にしかできないのは、次のようなことです。
- 相手の気持ちを読みながら話す(コミュニケーション力)
- “まだないもの”を作る(創造性・企画力)
- 全体を見て判断する(戦略思考)
これからは、“考える力”や“人と向き合う力”が強い人が活躍する時代なんです。
◆ ILTA受講生のみなさんへ:今がチャンス
今、皆さんがやっている
- 営業の練習
- 商品設計の思考トレーニング
- 相手に響く提案のしかた
これって、まさにAIにはできない領域です。
逆に言えば、**“AIにできないことを、AIより早く・上手くできる人”**が、これからの時代をリードしていきます。
◆ 最後に:AIは「脅威」じゃなくて「相棒」
僕自身も、毎日の業務でAIをよく使っています。
(このブログの下書きも、実はAIと一緒に作っています笑)
大切なのは、「AIに勝つ」ことじゃなくて、
**「AIと一緒に価値を生み出す」**という考え方です。
AIの得意な部分はうまく使って、
自分は“人間にしかできない役割”に集中する。
そんな視点を持って、これからのキャリアを一緒に考えていきましょう!