『金持ち父さん』の本質は“社員になるな”じゃない
こんにちは、ILTA運営本部の齋藤です。
今日のテーマは、起業やお金の話に興味がある人なら、一度は聞いたことがあるかもしれないこの本。
『金持ち父さん 貧乏父さん』
「“社員になるな”ってことでしょ?」とよく言われるんですが、
実はそれだけじゃないと、僕は思っています。
◆ 本の中で語られていること
この本では、2人の“お父さん”の考え方が対比されています。
- 貧乏父さん:安定した仕事に就いて、良い学校を出て、しっかり貯金する
- 金持ち父さん:お金に働かせることを学び、自分でビジネスや投資をする
一見、「社員になるのはダメでしょ」と読めるかもしれませんが、
**本当に伝えたいのは、“考え方の違い”**なんです。
◆ 社員でも「金持ち父さんマインド」は持てる
実は、金持ち父さん的な考え方を持っている人は、会社員でもたくさんいます。
- 収入の一部を投資に回している
- 副業やスモールビジネスを始めている
- スキルを磨いて、“自分で選べる立場”を目指している
つまり、「起業しなきゃ意味がない」とか、「サラリーマン=NG」ではなくて、
“依存せずに、自分で考えて動ける人”が強いという話なんです。
◆ 大事なのは「お金のために働く」からの卒業
『金持ち父さん』の中では、
「お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせよう」
というフレーズが繰り返し出てきます。
たとえば、
- 毎月のお給料が生活費で消えていく人と
- 資産や副収入が少しずつ育っていく人とでは、
10年後の自由度が全然違います。
どちらを選ぶかは、自分次第なんです。
◆ じゃあ、今できることは?
もし今あなたが会社員だったり、まだ学生だったとしても、
「自分で考えて、お金と時間の自由を少しずつ増やす」ことは始められます。
- 本を読む
- 副業を始める
- スキルを学んで発信してみる
- 小さくてもいいからサービスを売ってみる
小さな一歩が、「自分で選べる人生」のスタートになるはずです。
◆ 最後に:働き方は“選べる”時代
昔は「会社に入る=安定」だったけど、今は違います。
副業・転職・起業・フリーランス…いろんな道があるからこそ、
自分で選ぶ力がもっと大切になっています。
『金持ち父さん』を読んで、「起業しなきゃ」と焦るより、
「自分の働き方は、自分で選べるようになろう」と考えることが、いちばんの学びじゃないでしょうか。