「飽き」は敵じゃない。目標を“上方修正”してゲームに変える

こんにちは、ILTA代表の粒見です。

「私、飽き性なんです」
個別面談で、よく聞く言葉です。

多くの人はこの言葉を、
「続かない欠点」
「起業に向いていない性格」
のように捉えがちですが、私は少し違う見方をしています。

飽きること自体は、悪いことではありません。

「飽き性」は、才能の裏返し

特に、頭の回転が早く、知的好奇心が強い人ほど、
物事に飽きるスピードも早い傾向があります。

なぜならそれは、
「もう仕組みが見えた」
「これならできそう」
と感じた瞬間に、脳が刺激を失ってしまうから。

本人としては真剣に取り組んでいるのに、
ある地点を超えた途端、急に熱が冷める。
そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。

問題は「飽きること」ではない

ここで大事なのは、
飽きることを無理やり抑え込もうとしないことです。

多くの人は、
「継続力が足りないからダメなんだ」
「自分は根性がない」
と、規律や我慢で押さえつけようとします。

でも、それは逆効果なことも多い。

問題は、飽きることそのものではなく、
目標設定が合っていないことにあります。

ゴールを切る前に、上書きする

面談でよく話すのが、
目標を“上方修正”するという考え方です。

たとえば、

  • テストで目標点に届きそう
  • 仕事で「これならできる」と手応えを感じた

その瞬間に、ゴールを切るのではなく、
あえて次の、少し難しい目標に書き換える。

なぜなら、
頭の回転が早い人ほど、
「達成できそう」と感じた瞬間に興味を失ってしまうからです。

「できなさそう」な場所に身を置く

あえて、
「これ、ちょっと無理かもしれない」
「正解がまだ見えない」
そんな不確実な領域に、自分を置き続ける。

そうすることで、
脳は再び“ゲームモード”に入ります。

・どう攻略するか
・何を試すか
・どこを改善するか

この状態に入ると、
集中力も情熱も、自然と戻ってくることが多いのです。

飽きる自分を、責めなくていい

もしあなたが、
「興味が続かない」
「一つのことに集中できない」
と感じているなら、それは欠点ではないかもしれません。

ただ、
目標があなたにとって簡単すぎただけ

できそうなところで満足するのではなく、
少し背伸びしたゴールを置き続ける。

それだけで、
飽き性は“敵”ではなく、
あなたを前に進めるエンジンになります。